
車両技術
N.A
整備係 /2019年入社
運輸車両部 車両センター 検車区
工学部卒
入社の決め手は「あなたと一緒に働きたい」という人事部長の言葉
就職活動中は、従業員1,000人前後の規模感で、新しいことに挑戦している会社を探していました。いくつかの会社のインターンシップに参加しましたが、一番魅力的に感じたのが相模鉄道です。課題は他社よりも難易度が高いものでしたが、それだけ真剣に一人の人材として私と向き合ってくれていると実感しました。 特に、当時の人事担当者の「あなたと一緒に働きたいと思ったから、インターンシップに呼んだ」という言葉は、私の心に深く残り、入社の大きな決め手になりました。 また、ある先輩社員の「“小さいけど”ではなく“小さいからこそ”できることを探していきたい」という言葉も印象に残っています。JR線・東急線との相互直通運転を控えていたことも相まって、現状維持ではなく、成長し続ける会社だと確信しました。

少数精鋭!車両を守る整備のプロフェッショナル
私たち整備係は、安心安全かつ快適な輸送のために車両の検査・整備を行っています。相模鉄道は大規模な会社ではないため、整備係は少数精鋭のチームとして、一人ひとりが車両に関する幅広い知識を求められています。 私の所属する検車区列車検査班の主な業務は、非常時の対応です。数日おきに車両の検査を行いながら、車両に異常が発生すれば迅速に対処をしています。異常箇所はその都度異なり、車両によって仕組みも違うため、その度に班で作戦を練り、対応に当たっています。 過去には、落雷の影響で車両が故障するというトラブルの対応をしました。故障後すぐに緊急車両で現場に向かい、一部区間を運休して復旧作業を行うという丸一日を費やす大変な作業でしたが、一部品ではなく車両全体に関われることにやりがいを感じました。また、若手社員のうちから、幅広い列車検査を任せてもらえることは、相模鉄道の魅力の一つです。

研究発表や創意工夫が評価につながりモチベーションに
相模鉄道には、会社全体で業務改善の提案を歓迎し、評価にも反映される風土があると思います。通常の業務においても、いかに効率よく進められるかといった工夫が重要です。列車検査班でも、新しい車両が来た時等に、どういった手順で業務を進めるのが一番良いか、みんなで意見を出し合っています。創意工夫を重ねながら成長できる環境が、相模鉄道の大きな魅力です。 その一つとして、私の所属する車両部門では、定期的に研究発表をする機会があり、優れた発表は採用され評価につながります。私も先日、車両それぞれの検査周期を自動で時系列順に表示するプログラムを開発し、発表しました。自分のアイデアが形となり、評価を受けた時は大きな達成感を味わいました。
今後チャレンジしたいこと
まずは、目の前に迫っている年に一度の昇格試験に向けて頑張りたいです。昇格すると自分で判断できる項目が増え、現場でできる仕事の幅も広がります。例えば車両に異常が発生した時、今は現場でこのまま走れるかどうかの判断をするだけですが、昇格試験に合格すると、走れないと判断した後の車両交換の仕事にも携われるようになります。 将来的には、車両整備のスペシャリストとして活躍するだけでなく、相模鉄道の様々な部署を経験し、会社全体に貢献したいですね。

1日のスケジュール
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8:30
出社前日からの
引継ぎ内容の確認と
当日の業務予定を把握。 -
9:20
列車検査/車両の状態確認と
編成分割作業
分割作業を実施。 -
15:30
編成作業車両の連結作業。
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18:15
夕飯食事を取り、
リフレッシュする時間。 -
21:30
場内整理使用した機材の
点検と収納、
作業場の清掃。 -
23:30
仮眠交代で仮眠をとり、
深夜の緊急対応に
備える。 -
8:30
退社昨日の内容を
次の担当者へ引き継ぎ、
退社。
私のキャリア
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入社1~3年目
車両センター修車区員 -
入社3年目~
車両センター検車区員
