
施設部門(工務)
M.T
建設課員 /2017年入社
施設部 建設課
デザイン工学部卒
生まれ育った地域で、まちづくりの中心を担う
幼い頃から相鉄線沿線に暮らし、通学や買い物などで日常的に利用していた私にとって、相模鉄道は非常に身近な存在でした。大学では土木工学を学び、地域や周囲の人々に大きな影響を与えられるものづくりに魅力を感じていました。そうした経験から、自分が育った地域で「まちづくり」に携わりたいと考え、相模鉄道への入社を決意しました。 現在は、西谷駅から二俣川駅間の約2.8kmの区間を地下化する連続立体交差事業の工事担当として、施工方法検討や進捗管理、品質管理など施工管理全般を担っています。この事業の目的は、区間内にある10か所の踏切を除却し、慢性的な交通渋滞の解消や災害時などにおける緊急活動の円滑化、分断されたまちの一体化を図る事です。長期間にわたる大規模工事である事から、日々様々な課題に直面しますが、協力会社や社内外の関係者と連携し解決に向けて取り組んでいます。

自分のアイデアが形になる喜びと責任
今回の連続立体交差事業で掘削するシールドトンネルは、大部分が相鉄本線の直下であり、大断面且つ一部においては地上面との離隔が少ないため、危険と隣り合わせの難しい工事です。若手であっても、このようなプロジェクト工事に携わる機会をもらい、プレッシャーを感じつつも、とてもやりがいを感じています。工程管理や社内外の関係者との協議方針など、自分の考えが事業の方向性に直接影響を与えることも少なくありません。業務は同僚や上司と相談しながら進めていますが、自分の考えが採用されることも多く、その時の達成感は格別です。 相模鉄道は同業他社と比較して会社規模がコンパクトなため、部署が異なる社員同士でも距離感が近いことも魅力です。工事を担当していると、様々な部門と関わる機会があります。時には大変なお願いをすることもありますが、コミュニケーションが取りやすい環境のおかげで、良好な関係を築けています。

日々の学びが確かな成長につながっていく
入社から8年が経ちます、現在の担当業務では新しい工法や工種に日々向き合っています。また、施工品質を確保するために必要な確認事項や、作業時の安全管理など、まだまだ学ぶべきことは多いと実感しています。特に現在の事業では、これまで経験したことのない工法が多く使われており、日々新しい知識の習得に励んでいます。 その中で、私は入社してから築いてきた先輩方とのつながりを日々の業務に活かしています。例えば、分からないことがあればその分野の専門知識を持つ先輩に相談して、一つひとつ理解を深めるようにしています。分からないことを素直に聞ける環境があることは、技術者としての成長の大きな支えになっていると実感しています。将来は自分も、後輩から「この分野で分からないことがあれば、この人に聞けば分かる」と頼られる先輩になれるよう、日々の業務で得た知識と経験を着実に積み重ねていきたいと考えています。
今後チャレンジしたいこと
海老名市への派遣経験を通じて、鉄道や駅が地域のまちづくりに果たす役割の大きさを改めて実感しました。行政の視点では、鉄道は都市間移動を担う交通手段であり、駅周辺には都市機能の集積や地域交流拠点としての役割が期待されています。今後は、行政や関係企業と協力しながら、鉄道事業者の立場から相鉄線の沿線地域を「選ばれる沿線」にしていく取り組みに、積極的に参画していきたいです。相模鉄道・行政ともに「選ばれる沿線、住みやすいまちにしていきたい」という同じ方向性の目標を持っており、お互いに協力することでより高い効果を得られると確信しています。今後も、まちづくりの計画に携わりながら、地域の未来に貢献していきたいと思います。

1日のスケジュール
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8:30
出社一日の予定と
関係者からの
連絡事項を確認。 -
9:00
打ち合わせ工事の進捗状況の
確認と今後予定
している作業の
施工計画の検討。 -
10:00
打ち合わせ連立事業の事業主体
である横浜市や埋設
物の管理を行う企業
との協議。 -
12:00
昼休憩同僚と一緒に昼食。
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13:00
現場立会施工状況の確認と
品質管理項目の
チェック。 -
15:00
社内での議事録の作成と
書類作成
工事記録の整理。 -
16:30
退社資料の確認と
調整事項の整理を
して退社。
※週1回程度、
22時から5時まで
夜間作業がある
場合があります。
私のキャリア
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入社1年目
駅係員 -
入社1~3年目
保線区保線係 -
入社3~6年目
工務課員 -
入社7~8年目
海老名市へ派遣 -
入社9年目
建設課員
