SOTETSU
FORWARD
FOR
VISION
相鉄のVISION
相模鉄道は、既存の鉄道インフラや地域資源を最大限に活用する新しいアイデアを積極的に採用し、未来を見据えて成長し続けています。時代の変化に適応した、新たなサービスや事業モデルの導入で、今までにない相模鉄道の新しい価値を提供していきます。
RESOURCE
IDEA

『選ばれ続ける沿線へ〜2030年に向けて「前へ」〜』を目標に掲げ、その実現にむけ様々な活動を行っています。ここでは、軸となる3つの活動について紹介します。

01

「ブランド力」の強化

これからの100年を見据えた
ブランドリニューアルを実現しました
相鉄グループの創立100周年とJR線、東急線との相互直通運転を開始したことを機に、相鉄のブランドイメージと認知度向上を図る「デザインブランドアッププロジェクト」に取り組んでいます。
「安全×安心×エレガント×未来」というデザインコンセプトの下、「車両」「駅」「制服」などのデザインリニューアルを進めています。
車両: 外装のキーカラーとして横浜の街が刻んできた歴史をイメージしたオリジナルのネイビーカラー「YOKOHAMA NAVYBLUE」で車体の色を統一。車内照明や車体に表示するフォントなど細部にまでこだわりが詰まっています。
駅: 鉄道発祥の地「横浜」のアイデンティティを反映し、「レンガ」「鉄」「ガラス」をキーマテリアルに、流行に左右されるデザインではなく、長い時間をかけて醸成し、利用される方々に愛される駅のデザインを目指しています。
制服: 横浜をイメージした濃紺は清潔感があり、流行に左右されることのない普遍性のある色。また、女性用の帽子は風の抵抗を考えて、帽子の周囲に丸くツバをデザインしました。
02

安全・安心・快適輸送の維持・向上

  • 鶴ヶ峰駅付近連続立体交差事業

    相模鉄道本線の鶴ヶ峰駅付近連続立体交差事業は、交通を円滑化するとともに都市機能を充実させることを主な目的とする横浜市の都市計画事業です。
    この事業では、鶴ヶ峰駅を含む、西谷駅~二俣川駅間の約2.1kmを地下化して合計10カ所の踏切をなくします。これにより、線路で分断されていた交通の円滑化や安全性の向上、街の活性化などが期待でき、活気あるまちづくりに貢献することができます。さらに、地下化によって生まれる土地の活用により魅力ある沿線づくりが期待できます。

  • 相鉄の星川駅~天王町駅間における
    高架下空間の開発

    相鉄線星川駅~天王町駅間では、高架下空間を活用した商業施設「星天qlay」が既に開業し、地域の新たな魅力となっています。「星天qlay」では、飲食店や生活関連のショップ、子育て支援施設など多彩な店舗が集結し、地域住民の暮らしをより便利で豊かにしています。また、多世代が集えるカルチャースペースや緑化エリアも整備されており、交流と憩いの場として機能しています。この開発により、高架下空間が地域の新しいランドマークとして、さらなる賑わいを生み出しています。

海老名駅改良工事

相鉄本線海老名駅では、鉄道駅総合改善事業として駅舎のリニューアルを進めています。
新駅舎は地上3階建てとし、商業施設や保育施設を整備してお客さまの利便性向上を図ります。また、混雑の解消を図るため改札口の増設や、ホームドアの設置によりすべてのお客さまが安全、安心、快適にご利用いただける駅を目指します。
駅舎は、「デザインブランドアッププロジェクト」のコンセプトに基づいたデザインを採用します。
2024年に完成したゆめが丘駅の改良工事に続き、各駅の快適利用の促進に取り組んでいます。

遠隔システム

相模鉄道では、遠隔システムを活用してお客さまの利便性を向上しています。
一部の駅に「遠隔ご案内センター」を開設し、付近の駅の改札窓口業務を一部、集約して遠隔で対応しています。また、AI画像解析技術を活用したお客さまサポートシステムを導入するなど、介助が必要なお客さまへの対応がより迅速に行える体制が整備されています。

ホームドア

すべてのお客さまに安心してご利用いただけるよう、相模鉄道では全駅へのホームドアの設置を進めており、2024年度には海老名駅を除く全駅に設置が完了しました。
また、万が一に備え、全駅に列車非常停止ボタンを設置しています。このボタンにより、周辺を走行中の列車に異常を知らせ、迅速に運行を停止することで、二次的な事故の防止を図っています。

03

働きやすい環境づくり

様々な背景を持つすべての社員が
お互いを尊重し、働きやすい環境を目指す

相模鉄道は、性別や年代、キャリア、ライフスタイルに関係なく、すべての従業員が働きやすい職場を目指しています。
また、相模鉄道は重点施策の一つとして、人的資本経営の推進を掲げています。社員の成長を促し、社員一人ひとりの働きがい・生産性・エンゲージメントを向上させ、強い会社組織を作るべく、新人事制度の導入や、健康経営優良法人の取得など健康経営についても積極的に取り組み、働きやすい職場環境の整備を目指しています。

  • 有給休暇取得率
    89.1% (2024年度実績)
  • 育児休暇取得率
    女性
    100%
    男性
    87% (2024年度実績)
  • 所定労働時間
    7時間